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四日市あすなろう鉄道 新260系のローレル賞贈呈式を開催(2016.8.20) [2016.8.21]

2016年鉄道友の会ローレル賞に選定された四日市あすなろう鉄道新260系電車に対する贈呈式が8月20日(土)四日市駅で開催されました。

式典は四日市あすなろう鉄道四日市駅で10時45分から開始されました。まず、鉄道友の会須田会長から挨拶があり、「ローレル賞は今年で56年の歴史になるが、今回は二つの大きな特徴がある。ひとつは、車両などを保有する四日市市と運行を担当する四日市あすなろう鉄道の両者に表彰状をお渡しするということ。もうひとつは、軌間762mmの狭軌という全国的にも数少ない鉄道での新車投入で画期的なこと、という二つのことである。沿線の皆さまのマイレール意識、地域としてこの鉄道を支えてこられたことなどに対して、感謝の意味を込めてこの賞を差し上げたい。」と述べました。

続いて、柚原選考委員長から選考経過についての説明があり、狭軌という制約の中で大型の車両と同じ程度の車内環境を実現し、旅客サービスの向上を図ったこと、3両のうち両先頭車は既存車のリニューアルとし、中間車は新造という方法でコストを抑制したこと、などが高く評価された旨の話しがありました。

その後、表彰状が須田会長から、第三種鉄道事業者(施設および車両を保有)である四日市市の田中俊行市長へ、そして第二種鉄道事業者(運行および営業を担当)である四日市あすなろう鉄道株式会社の都司尚代表取締役社長へ手渡されました。須田会長からは、これまでの四日市市殿のご努力に対して、特に感謝の気持ちを込めてお渡ししたい、という話がありました。

続いて記念盾が、松田副会長から山本勝久都市整備部長へ、そして久保副会長から太田裕治郎代表取締役常務へ手渡されました。
そして、受賞者のご挨拶を田中俊行市長と都司尚社長から頂き、その後、記念撮影を行いました。

続いてホームに移動して、祝賀列車出発式に移り、ローレル賞を受賞した新260系を前にしてのテープカットと車内での受賞記念プレートの除幕式が行われた後、11時40分に新260系は多くの関係者と予め記念列車乗車を申し込んでいた鉄道友の会会員を乗せて、内部に向けて発車しました。

今回の贈呈式の開催にあたり、多大なご配慮をいただきました四日市あすなろう鉄道株式会社の関係者皆様に、厚く御礼申し上げます。

 

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